私たちが布おむつを使う理由
布おむつのレンタルは、洗濯や乾燥に不便な日本の住宅事情や女性の社会進出などに伴い利用されてきました。
現在、関西ダイアパーリース協同組合会員の各社では、個人様向けのレンタル布おむつ以外に、産婦人科や助産所、保育園などの施設、さらに高齢化の波もあり、お年寄りを対象にした成人用のレンタルも行っています。
今回は個人様に向けて「レンタル布おむつ」について聞いてみました。
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Q1.「レンタル布おむつ」をどこで知りましたか?
その他としては「夫から聞いた」、「以前使っていた」、「幼稚園(保育園)で知った」、「市役所の子育て教室で知った」というご意見でした。
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Q2.「レンタル布おむつ」を生後何カ月ぐらいから使い始めましたか?
途中から使う人には「おむつが取れるのが早いと聞いた」や「保育園が布おむつの指定だった」などの理由が多く見られました。
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Q3.紙おむつを併用していますか?
比率としては「布おむつ7:紙おむつ3」の割合が一番多く、長時間のお出かけや夜の寝る時に使用することが多いようです。
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Q4.「レンタル布おむつ」にしようと思ったきっかけは?
レンタルだと洗濯の手間を省くことができ、回収・配達もおまかせで便利という意見が圧倒的。紙おむつだとかさばるので買い物も大変だということです。
赤ちゃんたちの様子はどう?
お母さんたちに聞いてみました
さて実際に布おむつをあてられる赤ちゃんたちの様子はいかがでしょう。言葉を発することができないので、赤ちゃんたちの喜怒哀楽は、笑ったり泣いたりむずがったりと、お母さんたちが日々接する反応や動きで判断してもらい、布おむつへの感想を感じ取ってもらいました。成長とともにハッキリと自己主張することも多いようで、親子のコミュニケーションにつながっているようです。
- 生後10カ月頃から素早く交換しないと嫌がって大変なことも増えました。
- 子ども2人とも布おむつで排泄の自立が他の子より早かった気がします。紙おむつよりも頻繁に替えるので親子の関わりも増えて良かったですし、何より子どもが気持ち良い感覚になる機会も多くなっていいと思いました。
- 意思表示がしっかりとできていました。外食が続くとおしっこが黄色くなったり臭くなったり、健康状態もよく把握できました。
- おむつを替えて欲しいと、新しい布おむつの入っているカゴから出そうとしているので「おしっこが出た」→「おむつを替える」という認識ができている気がします。
- 1歳あたりから不快感を感じると動き回って装着も大変になってきましたが、装着後は反応も動きも良好で快適そうです。
- おしっこやうんちをすると表情を変えて訴えてきます。
- 「おしっこ!」と報告してくれるようになり、おまるを使うことも嫌がりません。
- 紙おむつだとギャザーの跡が付いたりしますが、布だと気持ち良さそうに見えます。
- すぐに反応があるので親子ともにありがたいです。
- 紙おむつに比べて反応は早いです。
- 夜寝る時に動き回り、紙おむつだと擦れて痒くなるようで、自分で布おむつを選びます。
- 子ども2人をレンタル布おむつにしていますが、2人とも8カ月ぐらいから「気持ち悪い」と分かるようで、交換して欲しくて足を動かしたり寄ってきたりします。保育園の先生からも、他の子より気持ち悪い感覚をつかむのが早かったと言われました。
- かぶれることもなく快適そうです。