レンタルおむつについて

ママさん・パパさんのメリット

紙の時代にあえての「レンタル布おむつ」
子どもの未来と地球の環境を守る第一歩に

近年紙おむつが主流にある中で、利用者の皆さんはどんなところに「レンタル布おむつ」のメリットを感じているのでしょう。
アンケートの中でもっとも多かったのが「洗濯をしなくていい」とのご意見。さらに「コミュニケーション・スキンシップ」、「排泄リズムや健康状態の把握」、「トイレトレーニング」など、内容はさまざまですが、皆さん明確な理由をもって使用されているようです。

洗濯いらず

家事において洗濯はかなりの負担。それを一掃するのが「レンタル布おむつ」最大のメリットです。使用済みの布おむつは、そのままポリ袋の中へ。専属スタッフが回収に伺い、電車1両分もある大きな業務用洗濯機で洗い上げます。洗浄効果が高くなる高温でのたたき洗いと、高温熱風によるタンブリング乾燥で殺菌や消毒も万全。洗い立てをお届けします。回収・配達を一手に担うから、買い物やストックの心配もなく、収納場所に困ることもありません。


コミュニケーション

生後間もない赤ちゃんで1日に15〜20回ほどおしっこをします。布おむつの場合、そのたびに替える必要があります。排泄感覚を敏感に刺激し、気持ちが悪くなるという感覚を覚えて、赤ちゃん自身が泣いてお母さんを呼ぶからです。これも言葉を発することができない赤ちゃんからのはっきりとした意思表示。コミュニケーションの一つです。紙おむつの場合、吸収力がよく気持ち悪さを感じないことから意思表示が薄れます。結果的におむつ交換は布おむつの3分の1ともいわれ、コミュニケーションの回数が減ることにもつながります。


トイレトレーニング

近年、幼稚園や保育園で布おむつが見直されている理由の一つが、トイレトレーニングです。布おむつで不快感を覚えさせて、排泄=トイレを意識付けします。最初のステップとして「濡れると気持ち悪い」と、子ども自身が感じアピールすることが重要なのです。布おむつの場合、その感覚が自然と身につくから「おむつが取れるのが早い」と保育士からも利用者からも、多くの声が寄せられています。いつかは外れるにしても、子どもや親にとって無理なく、できればお友達と同じタイミングでトイレトレーニングが進むといいですよね。


健康管理

赤ちゃんは体調が悪くても言葉で伝えることができません。体も小さく器官や機能もまだまだ未熟な状態。だからこそいち早く異変に気付き、早期に対処することが重要です。日々の健康状態のバロメーターは排泄物。おしっこやうんちの回数や色、臭いなど、定期健診でも聞かれることです。1日の回数も含め、布おむつであれば、ある程度タイミングも把握しておくことができます。健康管理はもちろん、トイレトレーニングの時期などタイミングを把握しておくことで、トイレへの誘導もスムーズに行うことができそうです。


コスト

気になるコスト面については「価格がもう少し下がれば」というお声から「2人とも排泄の自立が他の子より早く、おむつ代も高いので経済的に助かった」などいろいろ。家族構成やおむつの外れる時期などを計算すると、一概に比較できないのが現状です。「レンタル布おむつ」の場合、使用する子どもの年齢や頻度に合わせて選べますが、1カ月平均120枚で約9400円。金額だけ見ると、紙おむつよりも若干高いように感じます。ここに洗濯や回収・配送、トイレトレーニング等々、付加価値をプラスして考えてもらえれば嬉しいです。


環境への配慮

布おむつの利点として昔から言われている環境への配慮。一人の赤ちゃんがおむつが外れるまでに使う枚数は、平均で約7000枚ともいわれています。紙おむつの場合はすべてがゴミ。もちろん「レンタル布おむつ」であっても水や電気などエネルギーを使うので、少なからず環境への影響は考えられます。災害の時代といわれた平成は、地球規模での資源・エネルギーの有限性や環境汚染、地球温暖化等が問題視されてきました。いつかではなく今、できることから始める環境対策で子どもたちの未来を守りましょう。

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